乾太くんを2年使用しての感想
生活が変わるガス乾燥機
衣類乾燥は大きくわけて電気式とガス式にわけることができます。
最近はガス式の乾燥機「乾太くん」の人気が高く、阿部設計でも住宅のプランをする場合は必ずおすすめさせていただいている商品です。
私も実際に使用していますが、「もう乾太くん無しの生活は考えられない!」ってくらい便利です。
いや、ほんとに、嘘じゃないです。壊れたら今より大きなサイズのものを買い換えますってくらい気に入ってます。
初期費用とランニングコストはかかりますが、コストパフォーマンスは抜群!
天気を気にせずにいつでも洗濯できるのは時短にもなるしストレスフリー。
そんな便利な乾太くんですがいざ使ってみると少々こまったこともありまして。
乾太くんのレビューはとても多いのでメリットに関しては他の方におまかせして。
今回は乾太くんの使ってみないとわからないデメリットを紹介したいと思います
洗剤・柔軟剤の匂いに要注意
乾太くんを使用すると洗剤・柔軟剤の匂いが排湿筒から漏れ出します。
隣家との距離が近い場合は、強い匂いの洗剤・柔軟剤の使用を避けるなど、配慮をしたほうがよいかもしれません。
放置しておくと近所トラブルに発展する可能性があります。
洗濯物が縮む
電気式・ガス式ともに、乾燥機を使用すると衣類が縮みやすくなります。
特に、ウール・毛・麻・ニット・レーヨンの衣類は要注意です。
お気に入りの服が駄目にならないようにしっかりと確認をする必要があります。
内外ともに運転音が気になる場合がある
人によっては、乾燥する際の運転音が気になる場合があります。
家の外の問題としては「乾太くん」の設置場所と隣家との距離が近い場合は、排湿筒から運転音が漏れ出し近隣住民の生活に影響を与えてしまう可能性もあります。
心配な場合は、屋外への運転音を低減させる効果のある「パイプフード」(別売)を設置するとよいでしょう。
家の中の問題としては「乾太くん」の設置場所と寝室が近い場合は、夜間の運転時に音が気になり睡眠が阻害されてしまう可能性があります。
内部建具を閉めていても振動音を防ぐことは難しいので、将来的なビジョンを見据えて乾太くんの設置場所を決めるとよいでしょう。
それでも乾太くんは最高
上記のようなデメリットは確かに存在しますが、乾燥機の中で乾太くんは群を抜いておすすめできる商品です。
下記事項に該当するのであればきっと満足していただけることでしょう。
- 洗濯物の量が多く1日に何回も洗濯している
- 花粉・ハウスダストアレルギーの家族がいる
- ペットがいる
- 喫煙者がいる
- 家事を時短したい
乾太くんの導入にはガス工事や電気工事が必要になりますので、希望する場合は早めに伝えたほうがいいですね。
乾太くん自体のサイズも大きく洗濯機との動線の関係から間取りに大きく影響をします。
できることなら設置場所の展開図もしくは3Dパースでイメージを確認したいところです。