既存工場の法チェック
現行法に適合しているかどうか?
既存工場の法チェックおよび改修のお話をいただきました。
工場はその性質から設備投資のための増築を繰り返したり、作業効率アップのための間取り変更を行ってしまうもの。
(建築基準法的には本当はよくないのですが…。その時点で相談をしてください!!)
そんな工場の増改築ですが、やりすぎると少々こまることも。
建築や消防への定期報告や新たに確認申請を提出するときに、建築当時とあまりに姿・形が違うと是正を求められることがあります。
是正、つまり建築当時の適法な姿へ戻さなければならないということです。
しかし無計画にいじりすぎた建物は、「いったいどこがどう変わってしまったのか?」判断するのはとても難しいことでしょう。
そこで、設計事務所の出番というわけです。
まずは現地調査を行い、図面と現況の比較します。
設計事務所というと室内に籠って図面ばかり描いているイメージがありますが、意外とフィールドワークも多いのです。
建物へのダメージを最小限にし、なるべく時間とお金のかからないような方法を探していきたいですね。
今回の建物は消防法の無窓階がキーポイントなので、あらたに開口部を追加する作業がメインになりそうです。